歯科治療に伴う痛みと歯のトラブル対策について述べたデンタル情報サイト

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虫歯以外の歯のトラブルと歯科治療

虫歯以外にもある歯のトラブル

現在のところ、日本における歯のトラブルは虫歯が群を抜いて多く、次いで歯周病に起因した歯のトラブルといった具合で虫歯と歯周病が歯のトラブルの原因のツートップ状態にあります。

ただ、歯のトラブルの全てが虫歯や歯周病に起因したものとは限らず、歯ぎしりや食いしばりに伴い、咬筋が痛んだり、知覚過敏になったりして、別の原因で歯が痛むトラブルが生じます。
偏頭痛や群発頭痛、鼻の炎症など、歯との距離が近い場所の不調から歯が痛むこともあるでしょう。

加えて、精神疾患に起因することもあれば、ストレスに起因することもあるなど、歯そのものがダメージを受けているか否かに関係なく、歯に痛みを感じるトラブルは生じてしまうのです。

歯科治療で解決できる歯のトラブル

歯科治療は歯科医師による口腔内治療の一種なので、口腔内の治療で解決できる歯のトラブルであれば、治療にかかる時間がかかっても解決できます。
虫歯や歯周病に伴う、歯や口腔のトラブルなら、余程、症状が悪化しているか、親知らずの生え方が悪く、骨を削るレベルで外科的な処置を要するような例外を除き、解決できるでしょう。

また、歯ぎしりや食いしばりによる咬筋のダメージや知覚過敏なら、矯正歯科治療やマウスピースで、解決できる見込みがあります。
頭痛に起因する場合、脳神経外科での治療を要しますし、鼻の炎症なら耳鼻咽喉科、精神疾患やストレスに起因するなら、精神科や心療内科に受診する以外、痛み止め等の処方による応急処置以上は望めません。


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